タコシェでのフェアも4回目を迎え、作品の原画展示+手作り小品の販売という形も定着しつつ、作品は洗練され種類も増えてきたフェア。今回は、漫画誌アックスに連載されたものに書き下ろしを加えてまとめた『この世の終りへの旅』(青林工藝舎)の発売を記念して、作品の原画を展示しながら、陶製の額に入った小さな絵やお手製文具や布の小物などを販売いたします。
 では、その作品を紹介してゆきましょう。

陶額絵 

西岡兄妹の得意の陶額絵。兄が額を作り、その色や形にあわせて妹が絵を描くという分業で作られています。最初の家内工業製品フェアの頃に陶器を作りはじめた頃で植木鉢入れなど単独のオブジェや実験作などもありましたが、展示のたびに趣向を変え、表現力をあげてきました。今回は、テレビ型や卵型の脚つきの陶額がいっぱい。新しい読者の皆さん、若いファンの方々にもお求めやすいようにと、小品で構成しています。価格帯も3000円(棚の中下段)と5000円(上段)、たいへんお買い得です。


■ 原画 非売品・展示のみです
 新作「この世の終わりへの旅」の口絵や原画を展示しています。漫画の原稿用紙とは違った凹凸のある紙にペンで描かれた原画は、切り貼りや修正のホワイトの跡がない美しく完成度の高いもの。最近では、コンピュータを使って仕上げる作家さんが増えている中、スクリーントーンなども使わずに全部を細密に手描きで仕上げています。その原画と本になった作品とをあわせてご鑑賞ください。

 西岡兄妹×嶋守千広×タコシェ オリジナルトートバッグ  \2600
前回の展示でも好評だったブックカバーに続いて今回はオリジナルのバッグを作成いたしました。   
 ブックカバーとのコーディネイトも抜群のベージュ地のバッグで、このために千晶さんがイラストを描きおろしました。男の子と女の子の間にあるリンゴの木の上からかわいい悪魔が顔をだしている絵柄です。バッグのデザインと縫製はセミオーダーの婦人服ブランドPOU-KOU-PENの嶋守千広さん。西岡作品のファンでもある彼女が、作品のイメージを大切に、イラストにあった形を設計して、ひとつひとつ大切に作成しています。小さいけれど、週刊誌や本も入る、便利で使えるバックです!  
色は二色です。
●本体(ベージュ)×プリント(茶)×持ち手(ミルクチョコの色)
●本体(ベージュ)×プリント(緑)×持ち手(オリーブ)

〈ボディの拡大〉
ボディは目の細かい帆布を使用しています。
※こちらのトートは通販でも
お求めになれます。

●持ち手は芯を入れて丈夫にしあげてあります。
●持ち手の縫いつけ部分が伸びて型くずれしないよう、袋の口の部分は二枚の布を重ね縫いして四重にしています。
●小さな内ポケットつきで、携帯電話やキップなど出し入れに便利です。
●持ち手を長めにとってありますので肩かけもできます。


●内側の縫いしろはバイアステープを巻いて丁寧に処理してます。

 \80
 前回も好評だった栞が新柄で登場。今回はすべて女の子のカットですが、背景の色や模様も様々なので種類はたくさん。気分や読んでいる本にあわせてお選びください。

ポストカード、マッチ ¥150
 これまでのカードに加えて、新しい絵柄(申年にぴったりのお猿の電車の絵柄あり)も登場。
 マッチも前回登場した「ぼく虫」と「悪魔」の絵柄(こちらは残少)に加えて、女の子と黒猫の絵柄と火事の絵(!)が出ました。

フリーカットシール¥200
 葉書大のシールで、そのまま一枚の絵として、あるいは部分を自由にカットして使えるシールです。種類は3つ。


複製画 \500
 自らが出力したA4サイズのイラスト。4種。額に入れて飾れば豪華な気分に。
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