ゾルタン口琴の伝道者
シラギ・アーロンさん
口琴実演&質疑応答アワー
11月6日(土)
16:00〜18:00

 タコシェでお取り扱いしている口琴の殆どはハンガリーの口琴作家・ゾルタン・シラギさんによるものですが、そのゾルタンさんのご長男で、口琴演奏家のアーロンさんが演奏会のために来日。日本口琴協会のご協力で、滞在中にタコシェにもいらしていただき、口琴の実演をしていただきました!

 アーロンさんはタコシェでの実演販売のために、口琴も持ってきてくださいました! aztec miniやmicroといった通常お取り扱いのモデルも写真右のような特製の金属ケースに入ってお買い得に。(ちょっと丸みがついたケースでお尻のポケットに入れてもボディフィット!)また、通常お取り扱いしてないrenaissanceというモデル(写真左上)も入荷。blackfireも非常に出来がよいものをお持ちになったとのこと。ゾルタンさんの口琴の中でもアーロンさんがセレクトした特に良質かつ価格はお手ごろなものです。この機会をお見逃しなく。

〈プログラム〉以下のプログラムは当日の予定。実際にはその場の雰囲気でアーロンさんが臨機応変に対応。まずは演奏でもって皆さんとの距離をぐっと縮め、曲と口琴の説明をしながら随時質問も受け付け進行しました。

16:00〜16:30
 口琴の販売。いろいろなご質問を受け付けながら。

16:30〜16:50
 演奏タイム
 ●ハンガリーの伝統音楽
 ●daisy cutterを使ったPIXEL
 ●バルカンの歌
 ●YAKUTSK Budapest MetroLine
 
16:50〜17:10
 デモンストレーション
 APOCALYPT TIBET BLACKFIRE MICRO BAYCAL などの口琴を弾き比べます。
 ほかにもリクエストに応じていろいろと弾きますよ。

17:10〜
 いろいろご覧いただいた後の質問タイム。


●アーロンさんのお話の覚え書き
--口琴はひとつひとつが違っていて同じものは決してない。友達の持っている口琴がよいから自分も同じものを買おうと、同じモデルを探しても、同じように音がでるわけではない。(ゾルタンさんの口琴はプレスなど機械を使いつつ、手作業でそれらを操作しているので、ひとつひとつが手作り。よりよいものを求めて常に改良しているし、素材や作り手の微妙なコンディションも口琴の出来に反映されるのでひとつひとつに個性が宿るのでしょう)
--はじめて口琴を選ぶときは、値段や大きさが手頃なもの、あるいは何かインスピレーションを感じたものを選べばよい。最初のうちは上手く演奏できないかもしれないが、それは口琴と人がお互いに馴染む準備期間。口琴に触れているうちに、自然とその口琴がどう弾いてほしいかがわかってくる。口琴もまた、持ち主の演奏の癖を覚えてそれに順応する。そのため人に口琴を貸すと、ひどい扱いをされたわけでもないのに壊れたり、まったく別物になって戻ってきたりする。
--銀の口琴はニッケル、黒は鉄をオイルでボイルしたもので素材が違う。弁の先端は丸くなっているものととがったものとがあり、丸いものは指先にソフトでよいが、私はとがったものの方がすべることがないので好み。長時間演奏していると指先が切れるが、いい演奏のためには多少の血を捧げることも必要かと…。フレームが捻れていたり、切り込みがあるのは、持ちやすさを考えたり、その口琴のコンセプトを具現化するため。
 演奏によって色々な口琴の音色を聴かせてくれて、お客さまに早弾きの方法なども気さくに教えてくれたアーロンさん。最後は、数名のお客様の自然発生的なセッションに加わり、店中が口琴の倍音に包まれました。