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- ●05.08.20 漢(おとこ)の課題図書
30代、40代の人なら男女に関係なく『巨人の星』『あしたのジョー』などを通して一度は梶原一騎が体を通過しているといっても過言ではあるまい。すでに梶原一騎がこの世を去って久しいが、自伝漫画『男の星座』に見られる、歴史を作る出来事の渦中に身を置きながら、自身の熱い想いと事実とを織り交ぜた虚実のアマルガム、主観的ドキュメンタリー形式は最近では浅草キッドの『お笑い男の星座』などに脈々と受け継がれている。
- 奇しくも、数年前にこの『男の星座』をリイッシューした道出版系の松文館社長・貴志元則氏は劇画「密室」がわいせつコミックとみなされ、拘留&裁判を経験したが、その記録を出版し、またかつて自身が描いた劇画を自らの原点として同時に世に送り出した。ここにも、また一騎イズムが…。
- 知的なイメージがある出版の世界にも荒ぶる魂はそこかしこに。子供のひきこもりや若者のニート化が問題となっている昨今、ぜひ、夏休みの課題図書を見直して、梶原を加えて、強い子供を育ててほしいものです。
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