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- ●04.04.27 追伸
- 森雅之さんの展示を6月5日から行うので、そのDMや展示のために出版社に絵を借りに行く。
- 「暮らしの手帖」がリニューアルする前、森さんの「果物物語」という カラーの短編が連載されていて、それが毎回何らかのフルーツをモチーフにすることで俳句の季語のように季節を運び、折々に心に浮かぶ想いが事件も奇跡もない日常の中に描かれていて、そういえば小さい頃、こんな気持ちになったことあったなぁ、なんてちょっと懐かしがりつつ、森さんの展示ができたらなぁ、なんて思っていたら、5月の下旬に二冊も本が出るという巡り合わせもあって、フェアが実現したのです。
- 刊行予定の本のうち「追伸」は、携帯やメールがない時代、北海道と東京で離ればなれで暮らす男女のちょっぴりもどかしい手紙のやりとりを漫画にしたもの。東京の本屋で働く女の子と、北海道でデザインやイラストの仕事をしながら版画の制作をする男の子とが、会いたい気持ちを綴ったり、ときには互いを励まし合い、ときには無関心を装ったり強がりながら、手紙のやりとりを繰り返します…。
- 本屋での仕事を応援する男の子からの手紙には、すっかり森さんから元気づけられているような気分になったりもして!?
- 手紙の行間にひろがる時間や空間、思いが、美しい景色や部屋にぽつんと佇む主人公たちの姿から増幅されて伝わるようです。電話での会話の微妙な間、彼らの頭上にひろがる広い空…そんな何もない時間や空間がたくさん描かれたお話、ぜひゆったりとした時間の中でのんびり味わってほしいです。
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