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カフェに関するあれこれを集めてゆくコーナー

すてきなカフェ、かわいい茶道具etc.をご紹介します。


お店訪問--3


豆屋さんらしい
質実剛健な店構え


お店の中にある
この機械で豆を焙煎して、
作りたてを売っています。
自らもDJをする店長・吉田さん。


● コーヒー豆専門店「カフェジャンゴ」
 岸野雄一さんに教えられたカフェジャンゴに電話で営業時間を問い合わせてみると「今日は早じまいしてしまうので、夕方までです。ほかの日も時間が不確かなことがあるので念のためお電話してからいらしてください」とのこと。
 ひょっとして、いわゆる頑固おやじの店、みたいなこだわりの店??と思いながら、高円寺あづま通り商店街のお店に行くと、そこはコーヒーショップというより、ほんとのコーヒー豆屋さんでした。
 入ってすぐのところに、大きなローストの機械があって、店内はコーヒー豆を加工するアトリエ、作業場といったかんじ。
 アユミーヌが、店長の吉田さんにイベント的にカフェをやること、岸野さんに紹介されて来たことなどを伝え、どんな豆を出したらよいかを相談した結果、ジャンゴブレンドをおすすめいただきました。
 カフェジャンゴでは8月から週末の夜にDJイベントなどを行うようになったばかり。店内にはそのための機材も用意されています。店長の吉田さんは「電話をしてから来てくださいだなんてすみません。週末はイベントが入って変則的になりやすいのと、卸しをやっているもので配達に出るときがあるんです…。雨の日は豆によくないから配達できなくて、雨降りが続くと配達がたまっちゃうから、晴れたらすぐに配達に出ないといけないんです。イベントと両立してゆくペースをつかんだらお客さんにいらしていただきやすいように時間を決めたいと思っています」と豆と天気をみながら一人でお店をきりもりする事情を語った。
 そうそう、カフェジャンゴは青山のおしゃれなギャラリーSAPANAや夏期だけ開かれる杉並北尾堂のカフェなどあちこちに豆を卸しているのです。なので、このお店に行ったことのない人でも、ジャンゴのコーヒーはすでに口にしているかもしれないのです。
 吉田さんは京浜兄弟社関係の人々との交流が古く、お店番にも来てくれるという加藤賢崇氏お手製のポップやいぬちゃん人形も置かれています。そんな周囲の人々のことを思うと今後のイベントの充実が楽しみな…。コーヒーの香りただよう小空間で展開されるイベントの贅沢。そして、イベントの間は、このスペースでコーヒーやお酒が飲めるのです。コーヒー豆専門店が淹れる究極のコーヒー!
 豆をお求めの方は出かける前にお電話をして営業時間を確認してからどうぞ!宅配やギフトも電話で受け付けてます。
 *カフェジャンゴ 杉並区高円寺北2-18-10 03-3223-2360
http://www.django.jp/index.html



喫茶店&バー&古書店 訪問--2


古書店の奥にカフェ&バーが。
書棚に囲まれた書棚の向こうで
ママさんが待っています…。


若く麗しいママさん
山本つやこさんとアユミーヌ。
● 「Heartland」
 西荻窪の北口、伏見通りをしばらく行ったところにある、古書店ハートランドは、カフェスペースを持つ古本屋さん。探していた本が見つかったとき、あるいはいろいろな本を買い込んだときは、帰りにちょっと喫茶店に寄って、コーヒーでもすすりながらその日の収穫を眺めて悦に入りたいものですが、それをかなえさせてくれる空間です。
 そればかりでなく、ときにはポエトリーリーディングなどのイベントもここで開かれるし、西荻界隈の本好きや書籍・出版業関連の人々が立ち寄るサロンでもあります。
 国内、翻訳ものの文学書が多く、好んで大学で文学を専攻しておきながら、成績不振だったアユミーヌにとって、ハートランドの本棚は、うだつのあがらないアルピニストが見上げるモンブランの白壁のように美しく崇高な輝きを放っています。こういう本をもっともっと読んでわかりたいの!! もしかしてこういうところで、本を読んだら、少しはキャバレー・ヴォルテールやサン・ジェルマン・デ・プレな気分?、なんて文学少女趣味になります。
 ということはさておき、この夏から、ハートランドでは木曜・金曜の19:30から24:00までバーも営業をはじめたそうです。もちろん、バータイムにも本を手にとって眺めることができるし、買い物もできます。
 バータイムには、若く美しいママさん、山本つやこさんがカウンターに立ちます。ビールやカクテル各種のほかに、いろいろなお店やお料理本を見て、自ら開発したおつまみやお食事を出してくれます。
 カフェをはじめるアユミーヌにも何かアドバイスをくださいとお願いすると「私もはじめたばかりでアドバイスというほどのものもないのですが…」と控えめながら「最初のうちは、テーブルを拭くとか、カクテルにレモンを入れるといった(わかっているはずの)ことを、意外と忘れてしまうものですね…」と。
 アユミーヌがイタリアン・トーストを頼むと、「ちょうどさっきパンが切れちゃって…」というなりダッシュで店を出て、近所で買った食パンを手にあっという間に戻ってきたつやこママ。美しいけど、ちょっと楽しい人です。トーストはニンニクの風味が効いていておいしかったです。文字通りのご馳走でした。
 ママのそばで、本に囲まれて、すごす秋の夜もいいですね。
*Heartland 杉並区西荻北3-12-10 tel 03-5310-2520
http://home9.highway.ne.jp/bookcafe/



喫茶店訪問--1
昭和な店構え

優雅な装飾の施された店内。
岸野さんとアユミーヌ。
撮影:マスター
● 「カド」
 向島の花街入り口にある、果物や野菜を独自に調合した活性生ジュースを出すお店ということで、 カドのことは、かねがね聞いていたけれど、先日、岸野雄一さんと会ったときに、沿線のよしみで、彼の家に近いカドでジュースを飲みましょう、と誘っていただいたので、さっそく一緒にお店に行ってみました。名前の通り、角地にあって、昭和レトロなたたずまい。
 中に入ると、岸野さんと同年代のマスターは、挨拶を交わし、先月の隅田川花火大会のことや、イタリア車について、パンについてといろいろお話がはずむ。
 私は名物・活性生ジュースとパンを注文。岸野さんの話で、カドは最近、手作りパンにも力を入れていると聞いたから。パンはマスターが研究を重ねて焼いているもので、ベーグルのようなしっとりもっちりした歯ごたえで、ナッツやオレンジピール、レーズンがぎっしりつまった食べ応えある一品。また、活性生ジュースはジュースのようなスープのようなこれまた飲み応えある力作。しっかり栄養がとれたような気がしました。
 マスターは、このスタバやファミレスが台頭する時代にあっても活性生ジュースと手作りパンという個性でもってしっかり店をやってゆきたいという意気込を語ってらした。なるほど活性生ジュースには栄養だけじゃなく、そんな気合いも絞り込まれていたのか。
 下町観光の際には、カドもぜひ立ち寄りポイントに加えてみてくださいね。

*カド 墨田区向島2-9-9 
*岸野雄一 スタディスト。ヒゲの未亡人としてステージに立つほか、岸野雄一&フォルティタワーズ、the Rest of Lifeでも活動。最近Out One Discレーベルを立ち上げプロデュースも手がける。「A to 2」(OZ DISC)「ヒゲの未亡人の休日」(Out One Disc)などのCDが出てます。詳しくは公式webサイトを。